終戦が近い東京で、母(工藤夕貴)、叔母と共に暮らす19歳の裡子(二階堂ふみ)は、何度も降り掛かる空襲に恐怖し、結婚適齢期なのに戦況が悪化し結婚など望めそうもない狀況に不安を抱いていた。そんな中、丙種により徴兵を免除され、妻子を疎開させ一人で生活している隣人・市毛(長谷川博己)の身の回りの世話をすることに楽しみを見いだした裡子に、いつしか自らのうちに潛む女性としての本能が芽生え……。
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